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「女子最終予選」2戦目も快勝 ドイツと決戦へ

2017.02.11

 白鳥王子アイスアリーナは、ほぼ満員の観衆。最終予選2試合目のスマイルジャパンは堅さもなく、立ち上がりから走り回った。1ピリオド2分過ぎ、いきなり久保がゴール前に流したパックを中村があわせてゴール右隅に決め、先取点を上げた。その後も何度もパワープレーなどでチャンスを迎えたが、惜しくも得点できず、第1ピリオドは1点で終わった。
 第2ピリオドもいい流れを維持して3分過ぎ、床秦留可が相手ゾーンでこぼれたパックを拾ってゴール前を左から右へ横切りバックハンドシュートを決めた。しかし、この試合に負けるとオリンピック出場がなくなるフランスは必死に攻めはじめ、日本の反則が増えて流れが変わった。11分過ぎに日本が一人少ない状態で、スラップシュートを決められ、1点差に迫られた。
 第3ピリオドも中盤まで攻め込まれるシーンが多かったが、床亜矢可のパスを久保が肩口に決め、突き放した。さらに17分過ぎには、床秦留可のパスを浮田がキーパー前でしつこくたたき、4点目を入れた。
 結局、4対1で日本は勝点3をあげ、一試合目と合わせて勝点6で首位を守った。あすは、勝点5のドイツといよいよオリンピック出場をかけて戦う。