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2004年02月06日
●JIHFアイスホッケーニュース 2004年2月2日
国際アイスホッケー大会 長野カップ2004
★日本代表メンバー決定!
■選手
GK44福藤 豊/コクド21歳185cm78kg
GK39荻野 順二/王子製紙25歳180cm77kg
DF5宮内 史隆/コクド31歳181cm80㎏
DF11川口 寛/コクド30歳173㎝76kg
DF7大城 ジョエル ディック/日本製紙クレインズ32歳179㎝ 78kg
DF43原武 大輔/日本製紙クレインズ24歳175cm82㎏
DF45アローン キャラー/王子製紙 28歳182cm83kg
DF8菅原 宣宏/王子製紙28歳180cm82㎏
DF34高橋 淳一/日光アイスバックス24歳183cm85㎏
DF88小堀 恭之/コクド34歳185cm100kg
FW77クリス ブライト/コクド33歳183cm85kg
FW75ユール クリス/コクド28歳175cm72kg
FW18鈴木 貴人/コクド28歳173cm75kg
FW14佐藤 匡史/日本製紙クレインズ23歳170cm70㎏
FW91佐藤 博史/日本製紙クレインズ20歳181cm86kg
FW22酒井 隆行/日本製紙クレインズ24歳178cm78㎏
FW17桝川 浩司/王子製紙34歳177cm83kg
FW24桜井 邦彦/王子製紙31歳182cm82kg
FW97岩田 康範/王子製紙31歳180cm78kg
FW9三輪 ロバート 駒生/日光アイスバックス33歳 175cm85kg
FW13今 洋祐/コクド24歳180cm81kg
FW87増子 秀司/コクド24歳176cm80kg
■スタッフ
チームリーダー:清野 勝/連盟(専務理事)
ヘッドコーチ:グレン ウイリアムソン/連盟
アシスタントコーチ:青山 勇人/コクド
ドクター:松岡 高史/連盟(医科学委員会)
トレーナー:山本 葉介/連盟(医科学委員会)
トレーナー:松田 直樹/連盟(医科学委員会)
用具マネジャー:田名部 廣幸/(有)マックス
通訳:中村 英太郎/フリー
総務:高橋 利行/連盟(事務局)
★大会概要
名称:国際アイスホッケー大会 長野カップ2004
主催:国際アイスホッケー大会長野カップ実行委員会
【構成団体】長野県 / 長野県教育委員会 / 長野市 / 長野市教育委員会 / 長野商工会議所 / 信濃毎日新聞社 / (財)日本アイスホッケー連盟
主管:長野県アイスホッケー連盟
特別協力:長野オリンピックムーブメント推進協会
会場:長野市 ビッグハット(長野市若里多目的スポーツアリーナ)
参加国: 日本 カナダ カザフスタン ロシア
競技日程;
2004/2/6(金) 14:00カナダ 対 カザフスタン、18:00ロシア 対 日本
2004/2/7(土) 12:00カナダ 対 ロシア、15:30カザフスタン 対 日本
2004/2/8(日) 12:00カザフスタン 対 ロシア、15:30日本 対 カナダ
入場券;
入場料金(税込) 全席自由(一部を除く) ※各日券は1日(2試合)券です。
大人 各日券:前売 2,000円(当日 2,200円)
3日間共通引換券:前売りのみ 4,500円(当日券売り場にて3日分のチケットと交換頂ける券です。)
中高校生 各日券のみ: 1,000円(当日券1,200円)
小学生以下 無料(ただし中高生以上の同伴のみ)
入場券のお求め;
○チケットぴあ 電話予約 : 0570-02-9999(10:00am~11:30pm)Pコード 各日券[805-307] 共通券[678-570]
インターネット : @チケットぴあ、携帯電話 : iモードチケットぴあ、J-スカイチケットぴあ
○ローソンチケット 電話予約 : 0570-06-3003(24時間 要Lコード)
Lコード [ 34868 ]( 店頭のLoppiをご利用下さい)
平安堂 [北信]飯山店・須坂店・若槻店・東和田店・長野店・川中島店・更埴店
[東信]上田しおだ野店・上田店・南佐久店・軽井沢店
[中信]あづみ野店・石芝店・南松本店・塩尻店・諏訪店・茅野店
長野 ながの東急百貨店・MIDORI 長野・コクド長野セールスセンター
松本 井上・MIDORI 松本
上田 琴光堂
岡谷 やまびこスケートの森アイスアリーナ
軽井沢 軽井沢スケートセンター
お問い合わせ:長野アイスホッケー事務局 TEL : 026-228-9209
E-mail : info@icehockey-nagano.jp
★出場チームプロフィール
《日本代表》
トリノオリンピックめざして〜チームジャパン トリノへの道
「長野カップ」は長野オリンピックの記念事業であると同時に、チームジャパンにとっては、その年の世界選手権にむけての世界進出の場として重要な国際大会だ。昨シーズンは青森県で開催された「第5回アジア冬季大会青森2003」で強敵カザフスタンを破り、大会初の優勝を遂げたチームジャパン。しかし2003年世界選手権大会(開催国フィンランド)で初勝利を目指したが最終順位は16位。やはり世界の壁は厚い。しかし、初戦のドイツ戦では1点差の惜敗。スロベニア戦では引き分けと、少しずつではあるが、世界との差は縮まりつつある。
トリノオリンピックの予選リーグが2005年2月までに行われることになった。トリノオリンピックの出場枠は12カ国。そのうち2004年時点でのIIHF世界ランキング8位までが出場することができることになっている。また、開催国イタリアも無条件に参加できるので、オリンピック出場枠は残り3つとなる。この3つの枠をかけて世界ランキング18位から26位までのチームを3つのグループに分けて予備予選を行い、それぞれのグループの勝者(3カ国)と世界ランキング9位から17位まで(9カ国)の計12カ国が3つのグループに分けられ、それぞれのリーグ戦の1位チームがオリンピック出場枠を獲得することができる案が有力視されている。日本は現在世界ランキング16位。現時点で予備予選を経ずに最終予選に出場できる見込みが高い。
さて、日本の出場の可能性はどうだろう。答えは「未知数」である。しかし、昨年末に帰化が認められたクリス・ブライトが初めて日本代表に加わり攻守の核となったチームジャパン。「長野カップ」初優勝を目指し、世界選手権大会に向けての弾みにしてほしい。
《カナダ代表》
選手層の厚いカナダは社会人(シニアAAA)のトップチーム中心の編成
世界最高峰のリーグNHLを有する北米にはNHL30チームの下に100チーム以上のマイナープロチーム、そしてCHL(カナディアン・ホッケー・リーグ)のようなメジャージュニアリーグがプロリーグ的な活動をしている。そして、日本でいう社会人チームの最高峰(シニアAAA)が7地区のリーグ戦を勝ち抜いてきた27チームによって争われる「アラン・カップ」の昨シーズン優勝チームがこの「長野カップ」に参加する権利を有することになる。
今回長野カップ2004の出場権を得たチームはHTTL(Hanover-Tache Hockey League(HTHL)に所属する「IDCノース・スターズ」を中心に編成された代表チーム。社会人チームとはいえ、選手層の非常に厚いカナダ。NHL流の直線的でパワフルなゲームを見せてくれるだろう。このチームに日本リーグでおなじみの大型外国人選手ジョエル・パーピック(コクド)が加わっていることに注目したい。
《ロシア代表》
ロシアの最高峰「スーパーリーグ」から「アムール・ハバロフスク」
ソビエト時代からホッケー王国として、カナダ、チェコ、スエーデンなどの強国たちと激しい争いを繰り広げるロシア。ロシアには16チームで構成されるロシアアイスホッケーリーグの最高峰「スーパーリーグ」があるが、その中堅に位置するのがロシアの代表チーム、「アムール・ハバロフスク」だ。冷戦終結後多くのロシア人選手が西欧諸国へ流出していったが、現在では高額なサラリーを手に入れることができるロシアのリーグの人気が高く、スーパーリーグの実力はNHLを脅かす存在になりつつある。アムール・ハバロフスクも例外ではなくスウェーデンやカナダ、アメリカからも積極的に選手を獲得している。今シーズン、スーパーリーグの中では下位グループで低迷しているハバロフスクではあるが、カナダに負けず劣らず選手層の厚いロシアのチームであることには変わりがない。シーズン直前にNHLで8シーズン送ったピタリー・ヤチメネフと契約し、若手の育成にも力を入れ、万全の体制で長野カップにのぞむ。
《カザフスタン代表》
旧ソビエトの流れをくむカザフスタンは国内最強のクラブチームでのぞむ。
現在世界ランキング20位のカザフスタン。昨年の世界選手権ディビジョンⅠ(グループA)では見事優勝を果たし、今年4月26日からチェコで開催される「2004年世界選手権」に1998年以来のトップディビジョン復帰を果たした。カザフスタンは旧ソビエトの流れを受け継ぐ強国で、ナショナルチーム代表には多くの選手がロシアスーパーリーグに在籍するが、今回来日するメンバーはカザフスタン国内リーグでこの10年間、9回の優勝を誇る「Kazznic-Torpedo Ust-Kamenogork」。このチームはカザフスタン国内リーグでは圧倒的な強さを誇り、ヨーロッパスタイルのホッケーが魅力である。トリノオリンピック予備予選ではおそらく勝ち上がり、日本同様、残り3枠を争うことになるだろう。チームジャパンにとって気のぬけない相手であることは間違いない。
関連リンク